本07裁判員制度を導入したことにより、裁判員は仕事を休まなければいけないという欠点もうまれています。
まず、裁判員に選ばれた時には、病気や家族の介護など、出廷できない明らかな理由がない限り出席しなければなりません。
これは、仕事を持っている方にも適用されますので、仕事を休んで出廷する必要が出てくるのです。
裁判員としての出廷は、法律で定められていることとはいえ、仕事が忙しい方は無理にスケジュールをとったり、ほかの社員に仕事をお願いするなど、大きな負担を感じる結果となっているのです。
さらに、裁判員に選ばれた方によっても、精神的な強さには違いがあります。
元々精神的にナイーブな方であったり、過去にトラウマ経験がある方が裁判員として凄惨な証拠写真を見ることにより、精神的な疾患を発症してしまうケースもあるのです。
実際に、裁判員として証拠写真をみせられたために、精神的な病気になったとして裁判にもなっていますので、今後は証拠の見せ方であったり、裁判員の適性なども議論していかなければならないでしょう。
制度が導入されてから、広く国民の声を聞けるようになった一方で、これらの欠点について今もって解決されていない現状があるのです。